生まれる次元を間違えた。

プリキュアになることは諦めました

しょうもなくて、どうしようもない。

 

あけましておめでとうございます。

 

そんなわけでね、やってきました2014年!

 

年末年始はといえば、

わたしはコミケ終了後に実家へ帰省しておりました。

 

それがね、

コミケ終わりに急いで帰省の支度して来たもんだから

思いっきり下着を持って帰るのを忘れてさ。

 

タイツなんかは念のために黒と緑の2色を持って行ったというのに、

肝心の下着を1着も持ってなかったわけ。

 

前回の記事でも言った通り、絶賛生理‥‥女の子日和なもんだから、

まあ最悪シートでなんとかなる。上は‥‥まあ、なんとかなる!

……って、結構な決心を固めてたわけ。新幹線の中でね。

 

で、実家に到着後に念の為母に「余っておる下着はないものか?」と問うてみた。

 

そしたらさ、母ったら薄ら笑いで

「ないこともないけど、あんたに着られるものはないと思うよ‥‥全部大きすぎて」

 

だってよー!

HAHAHA‥‥oh、母よ。

 

まあね、ここまではいつものパティーンだし?

もう20歳も超えて大人なわたしは、そんなことじゃあ怒りはしないよ。

わたしは寛容だからね、寛容のさいとうだし。

 

でもってさ、笑ってたわけ。

若干の精神ダメージを受けながらも「またまた、ご冗談を~」なんつって。

いつものやり取りです。

 

そしたらね、

母ったら「‥‥っていうか、必要? つける必要ある?」なんてこと言うわけよ。

 

いや、まあ‥‥

世間的には一般的には「ささやか」とかいう言葉でしか表現されないような

つつましいなりはしているよ。

 

一緒に温泉へ行った友人にも

「いや、なんか‥‥もっと大きいかと思ってたわ」とか言われるしね。

自分でも自分の胸が主張少なめだなーってことくらいわかってるけども。

 

だけど、まあ‥‥ねぇ。

こんなに追い込む必要ある?

傷を負わせ、さらにその患部に塩を塗りたくる必要ある?

 

‥‥てか、親も友人も大概失礼だな!

こ、こここ‥‥こっちだって気にはしているんだ!

うるせぇ、だまっとけ!!

 

結局ね、買ったよ!!

母が「姉が昔、着ていたものならあると思うけど……それでもいまのあんたより……」言ってきたからね。

最終的に姉が小学生時代に使っていたスポーツブラが出てきてもおかしくない話の流れになりつつあったから、買ってきたよ!!

もう逃げだよ!!ああ、わたしは逃げたよ!!

 

 

わたしは苦手なものが3つある。

下着屋と美容院と洋服屋の男性店員だ。

 

下着屋のフリフリラブリ~なピンクな世界が死ぬほど苦手なのだ。

 

できるだけ入りたくないし、近づきたくもないし、

必要に迫られたときでさえ、30秒でことを済ませたいタイプ。

 

ムスカがパズー&シータに与えた3分よりも、

ドーラがパズーに与えた40秒の準備時間よりも早く済ませたい。

そういう意味では、ドーラよりもムスカよりも時間にシビアかもしれない。

女性としてのあり方としては、だいぶ難があるけれど……

 

 

というか、新年一発目から……わたしは一体、何を書いているんだろう

 

今年もしょうもないことしか書けそうにない。

……そんな気しかしないさいとうでありました。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

せいなるよる

 

※話題自体が苦手な方もいるかもしれないので注意です。

 

前回の記事から一ヶ月と少し……。

いよいよやってきましたクリスマス。

 

世間にとっては聖なる夜

カップルにとっては性なる夜

 

そんなわたしはというと……

 

●理来る夜。

 

 

びっくりしたね。

なんてったって、パンツがクリスマスカラーだったんだもの。

トイレで「わっ!クリスマスだ!」って思わず叫んじゃったよ。

 

嘘だよ。

さすがに叫びはしないよ。

つぶやいた程度だよ。

 

その赤く染まった自分の下着を見て、

初めて今日がクリスマスであったことを思い出したと言っても過言では……ある

過言ではあるよね、言い過ぎた。

 

まあね、さすがに街を歩いていればクリスマスだってことくらいわかるよ。

どんなに自分にとってはほかの364日と変わらない、ただの1日だったとしても嫌でも目に入ってくるよ。

あのクリスマスの野郎。

 

 

前の記事にも書いたように、

わたしはほとほとクリスマスとは無縁の生活をしているわけだよ。

でもって、今年もきっと……いや、間違いなくこれまでと同じように、世間一般的にもきっと特別であるはずの日をただ意味もなく消化していくのだろうなと思っていた。

 

まあ、現にその通りなのではあるのだけれど。

 

でもね、

万が一に何かしらの間違いが起きて、

もしかしたらの展開に陥ることもあるかもしれなくもなくもないかもしれないじゃない?

それはきっと天文学的な数字の確率なのかもしれないけれど、0ではないと思うのよ。

一応ね、ポジティブに話すよ?

 

だども、

クリスマス当日にわたしのもとへやってきたのは

恋人でもなければ、

サンタクロースでもない。

 

 

生●だったわけよ。

 

もし、わたしに恋人がいて、

性なる夜を迎える運びになっていたとしたらぶん殴られるレベル。

トナカイのソリで市中引き回しの刑に処されるレベル。

 

それくらい、ピッタリなタイミングで

日をまたぐ頃にやってきました、サンタさんの代わりに。

 

予定なんて最初からなかったけれど、

そもそも受け入れ態勢すら整える気がないこの身体。

 

すごいよね、我ながらあっぱれ。

このストイックさ……見習いたい。

 

こうして貫ききったら、

もしかしたらあるとき、天使のお告げがあるかもしれない。

もしかしたらあるとき、脇から子供が生まれてくるかもしれない。

 

天上天下唯我独尊」って。

……いらんこと言うのやめとこ。

 

 

まあね、

わたしの“せいなるよる”は、こんな感じで今年もクリスマス感0で幕を閉じそうな……そんな気しかしないわけであります。

 

唯一言えることといえば、明日からはきっと●理痛だから

 

 

 

……ってことくらいかな。

 

HAHA……

 

あのとき人柱になっていれば‥‥あるいは。

テレビをつければイルミネーションがどうとか、今年のクリスマスはケンタッキーでとか、浮かれたニュースやコマーシャルが流れる季節と相成りました。

わたしといえば、「頼むから、おまえはもうちょっと浮かれてくれ。浮かれた話題を持ってきてくれ」と親に心配されるレベルで地に足がついている。むしろ、ここまでくるとたぶん埋まってるね。浮かれる余地がないくらい深くしっかりと大地に根を張っている。


でもね、『 天空の城ラピュタ [Blu-ray] 』でシータも言ってた。
「土から離れては生きられないのよ」って。

やっぱ浮いちゃだめだよ、これからは埋まってこ?
みんな、大地に根を張り大地で暮らそ?
浮いてもロクなことにならないよ、たぶん浮いた途端に少年少女が謎の青い石に手を添えて滅びの呪文を唱えに来るから。

それでいい年こいたおっさんが1人落とされたからね。
物理的にも精神的にも。
これが浮いて数日後のことである。

やっぱりわたしは大地で暮らそう。

サンは森で、
アシタカはタタラ場で、
さいとうは大地で。

会いにいくよ、ヤックルに君をのせて(滅茶苦茶)。


【合唱版】君をのせて - YouTube



クリスマスも近づいているだけあって、やはり最近寒くなってきましたね。

凍てついてるよ、最近の寒さだけじゃなくて‥‥わたしの心が。ブリザードが吹き荒れてる。

ついでに、わたしの家の冷蔵庫も凍てついてる。
設定を1番弱くしているのに、プリンが凍るからね。
冬の時期のうちの冷蔵庫は上下とも冷凍庫なのである。


でね、クリスマスって言ったらね、まーそれっぽい思い出が何もない。

今はもうお察しですよ。
毎年1人クリスマスパーティーを開催している。
シャンパンも開けてわりと楽しくやってます。

学生時代はずっと部活。
「恋人と過ごすクリスマス」とか経験したことない。
恋人追いかけずに、ずっと白球追いかけてた。
もう、ボールが友達・ボールが恋人状態。
さすがの翼くんも「いや、確かに『ボールは友達』なんて言ったけどね、さすがに限度ってもんがあるよ」って言い兼ねないレベルで一途に追いかけてた。
人生のほとんどのクリスマスは何かしらのボールを追いかけてた。


わたしは高校では青春の代名詞みたいな部活に入っていたのね。
で、入部するときに「部内恋愛は禁止だ」って監督から言われていたからもちろん部内恋愛なんてしなかったし、もともと部内恋愛するって考えすら頭になかったから、そのへんはもうバッチリ!

でね、なんの問題も起こさず真面目に部活道に励んでいたわけ。


だのにね、ある日監督からこう言われた。
「部内恋愛は禁止だと言ったが、恋愛自体は禁止とまで言ってないぞ?」って。

あー、うん。知ってた。
どこぞのアイドルじゃないんだから、恋愛自体が禁止されていないってこと‥‥知ってた。

でもね、もうそういうことじゃない。

恋愛禁止じゃないって言われて
「あーそうですか」って恋人なんてできるわけがない。
禁止でないことを知っていても、できないものはできないのである。


わかるよ、わかる。
監督がわたしに恋愛OKなことを伝えてくださるまでに、もう一人の子は2〜3人の恋人をつくってたからね。
「さいとうの浮いた話、全然聞かないけど‥‥もしかして恋愛についてのルールを勘違いしてんのかな?」って、たぶん気を遣ってくれたんだと思うの。
でもね、違うの‥‥知ってた。わたし、知ってた。
知ってたけどできなかったの!(言わせんな恥ずかしい)

引退してから、ちょくちょく部活に顔を出していたんだけど、出す度に監督とコーチから「恋人できたか?」って聞かれてた。もうここまできたら、さすがにできねぇよっ!!!


「今年のクリスマスは恋人と過ごせるな!」って、ニヤニヤしながら言われて迎えたクリスマス当日(予定なし)

こたつで寝てしまっていたわたしは、早朝から激しく揺り起こされることとなる。


これがね、聖司くんみたいに早朝こっそり迎えに来てくれて自転車の後ろに乗せられて「お前を乗せて坂道のぼるって決めたんだ!」「そんなのずるい!わたしだって役に立ちたいんだから!」ってキャッキャできていたら、わたしの人生もまんざら悪いものでもないなって思えた。

でも、「人生は地獄よりも地獄的である」侏儒の言葉 )って芥川龍之介も言ってたけど、本当そう。


目を覚ましたら、目の前にすごい剣幕の父の顔。


おまけになんか叫びながら、わたしのことめっちゃ揺すってる。

なに言ってんのかなーって、寝ぼけた脳で理解しようと耳を傾けたらね、こう言ってたわけ。


「おい、起きろ!死ぬぞっ!」って。


世はクリスマス。
本来ならばキリストの降誕を祝う日。
そんな日にわたしは実の父親に「死ぬぞ!」って激しく揺り起こされたわけ。


あれかな、もしかして人柱的な?
わたしが死んだら救世主が再臨するかも的な?

そんなロマンチックな話だったらいいんだけどね、
まあ違うよね。これも知ってた。


実際は、マイスイーツシスターがクリスマススノボー旅行のためにスキーウェアに防水スプレーをかけてたんだけど、外が寒いからって理由で居間で、しかも換気もせずに作業していたから、こたつで寝ていたわたしがモロに気体を吸い込んで無意識のうちに救世主の人柱になる‥‥なんとも格好の悪い死に方を晒すところだったってわけ。


結局、その日は終日気持ちが悪くてほぼ寝込んでいた。
なにもせずに、ただただクリスマスという日が過ぎていく虚しさを床で感じていたのである。

そう……クリスマスなんてロクなもんじゃない。
(姉はスノボー旅行を満喫して笑顔で帰ってきました)